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RENT


カテゴリを、映画にしたらいいのか音楽にしたらいいのか迷いました。

「RENT」という映画を見ました。ミュージカルが元になった映画だということだけ知っていて
見たのですが、大変情熱的で感情を揺さぶるような映画でした。

私、もともとミュージカルの、「突然歌いだす」のがあまり好きではなくて、
普通に物語がすすむのを邪魔するような気がしていました。今思えば大きな勘違いですが。

しかし、その考えは大学に入ってから緩和されていて、ついにミュージカル克服しました。
てかむしろミュージカル好きになっちゃいました。


物語は、家賃(RENT)もろくに払えず、十分食べていくことすらできてない、変わり者の若者たちが苦しみながらも最終的にはそれぞれの道を歩みだしていく・・・という青春群像劇、というときれいにおさまりますが、まぁそういうことにしておきましょう。

この物語の主人公たちは、売れないミュージシャンや芸術家や風俗嬢、ゲイ(レズ)などのマイノリティと言われる人々です。そのうちの数人はエイズ患者。(人種もいろいろ。しかしアジア系はいない。)
それに相対するのが、彼らの住むアパートのオーナーと彼らをプロデュースしてやろうと考える金持ちの輩。つまり権力者です。
劇中ではマイノリティである自分たちを皮肉った歌を権力者の前で歌い踊ります。
そして、この登場人物たちの団結力はそうとうのもの。仲間は最高だぜ哲学が全体を覆っています。

ここで思ったのは、彼らは相当苦労しててまいってて、薬にだって手を出したりしているっていうのに、すごくエネルギーに満ち溢れているのです。歌を歌う彼らの目は輝いています。
特に、ゲイの仲間の葬式で、パートナーが苦しみながらも歌う姿は、
悲しいときだからこそ、歌おうじゃないか!という、なんだか黒人霊歌の根底にあるテーマのようなものも伺えました。(彼が黒人だったからというのもあるけど)
この映画で、私は一番、この「歌」の持つ情熱という部分にやられました。

一方、トレインスポッティングというダニーボイル監督のイギリス映画を見て見ます。
そこでも、やっぱり若者たちが薬におぼれ、仕事もできずに、エイズで友人が死ぬのを目の当たりにし、最終的にはそれぞれが新しい道へ進んでいくという青春ストーリーが展開されます。
境遇はだいたいRENTに登場するN.Y.の同時代の若者と似ています。
トレインスポッティングでは、登場人物が歌う代わりに、シーンに合わせて、その当時のポップミュージックがかかります。私が大好きなブラーとかニューオーダーとかね。

そして、この作品での登場人物はそれぞれにばらばらの指向性を持っていて、
仲間だけどそこまで情熱的な関係ではなく、クールにお互いの距離をたもっている感じがします。
実際、裏切りや決裂ばかりしているし。ののしったり、皮肉を言ったり。
むしろ、こっちの人間関係のほうが、写実的ではあるんだよね、RENTよりは。
RENTの若者たちの人間関係は、正直、きれい過ぎるとも思ってしまった。


同じような時代や登場人物を描くにしても、ミュージカルと普通の映画とではぜんぜん毛色が変わってしまうんだなぁと思いました。

もし、トレインスポッティングで、登場人物が歌いだしたらどんな作品になるんだろう。
一気にコメディ化するに違いない。笑
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| 映画 | 03:03 | トラックバック:0 | コメント:0
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